<愛知・名古屋アジア大会:陸上>◇26日◇男子マラソン◇パロマ瑞穂スタジアム発着
日本歴代4位の2時間5分16秒の記録を持つ吉田祐也(29=GMOインターネットグループ)は、2時間18分33秒の11位に終わり、メダルを逃した。
17キロ時点で先頭集団から遅れ始め、その後も差を詰められなかった。それでも、レース後に涙を浮かべた吉田は「結果が悔しいとか、そういう思いはほとんどなくて、本当に充実した思いで42キロを走らせてもらった。応援してくださった皆さんに感謝っていう一言です」と語った。
この半年は、左脚に「足が抜ける」ような症状が出ていたという。「何度も諦めそうになった」と振り返り、競技を続けられるか不安を抱えながら、監督やコーチと相談して練習を調整してきた。「まずスタートラインに立てたということが本当に嬉しい」と感謝した。
昨年9月の世界選手権東京大会では夏日のレースで苦しみ、中盤で失速して34位。世界との壁を痛感した。それでも、00年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子氏から「私も国際大会をやってみると気持ちとして楽になった」という言葉を励みに、気持ちを入れ替えてきた。
練習拠点の青学大・原晋監督の下、マラソンで日本、世界を席巻する挑戦はまだまだ続く。