【陸上】中島ひとみ、銀メダルに悔し涙 日本記録更新を重ねて挑むも「これが実力、悔しい負け」

女子100メートル障害で優勝の福部真子(右)と準優勝の中島ひとみは抱き合う(撮影・滝沢徹郎)

<愛知・名古屋アジア大会:陸上>◇27日◇女子100メートル障害決勝◇パロマ瑞穂スタジアム

日本記録(12秒60)保持者の中島ひとみ(31=長谷川体育施設)が、12秒78で銀メダルを獲得した。

第7レーンの中島はスタートでやや出遅れたが、後半に追い上げた。レース後は取材エリアの一角で顔を隠し、しばらく泣き続けた。「アジア大会で金を取るということを、ずっとずっと思い続けてやってきた」。目標には届かず、「これが実力ですし、悔しい負けでした」と声を絞り出した。

それでも銀メダルについては「良い銀メダルだと思います。この銀メダルを見て色んなことをまた思い出せる」と語った。福部真子(30=日本建設工業)との日本勢ワンツーには「日本の皆さんの前で日本人がワンツーを取れたことは、すごく歴史に残る大会になると思う」と喜んだ。

6月の日本選手権で初優勝。8月には富士北麓ワールドトライアル(山梨)で12秒62をマークし、福部が持っていた日本記録を更新した。連戦となったナイト・ゲームズイン福井では12秒60を記録。自らの日本記録をさらに0秒02縮めた。