<愛知・名古屋アジア大会:陸上>◇28日◇男子400メートルリレー決勝◇パロマ瑞穂スタジアム
新たなスタイルに取り組む「リレー侍」こと男子日本が、38秒57の5位で惨敗した。2018年ジャカルタ大会以来の金を狙ったが、メダルに届かず。
第6レーンに入り、多田修平(住友電工)、小室歩久斗(中大)、桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)がエントリー。
27日の予選は38秒71の組1位で決勝進出。しかし、チームベストまで0秒70及ばず。多田は「1着でつなげたのは良かったんですけど、ちょっとバトンがミスった部分がある」と振り返った。桐生は「選手、スタッフ一同一丸となって金メダルを獲るという雰囲気を作り上げる。名古屋のみなさんの前に、笑顔で金メダルを見せたい」と話していた。
日本は5月の世界リレーで上位12カ国に入れず、来秋の世界選手権の出場権を逃した。
残りの出場枠は4。来年8月22日までの記録有効期間内で落選国の中で記録上位4番以内に入る必要がある。そのためにはタイムの更新が鍵となる。
今季は上から次走者の手にバトンを渡す「オーバーハンドパス」を試験的に導入。6位だった2000年シドニー・オリンピック(五輪)以来、26年ぶりの再導入となった。
01年に導入し、五輪では08年北京、16年リオデジャネイロで銀メダルをもたらした得意技「アンダーハンドパス」を封印することを決めた。
オーバーハンド初実戦となった7月のダイヤモンドリーグ(DL)ロンドン大会では38秒66で3着だった。しかし、38秒01のシーズンベスト更新には及ばなかった。
アジア大会直前に挑んだ11日の全日本実業団対抗選手権では予選にオープン参加。日本(多田、小室、桐生、林)は男子400メートルリレー予選にオープン参加して38秒97。シーズンベストを短縮できないままとなっていた。