<全日本大学駅伝>◇1日◇熱田神宮西門前~伊勢神宮内宮宇治橋前◇8区間106・8キロ
早大の新妻遼己(1年)が3区で32分45秒の区間新記録を樹立し、16年ぶり6度目の優勝に貢献した。21年に東京国際大の最強留学生ことイェゴン・ヴィンセントがマークした記録を1秒更新。「とてもうれしいですし、3冠の切符を手に入れたことが、自分としては良かったなと思います」と喜んだ。
伊勢路では「新妻3兄弟」が共演した。神奈川大では双子の弟・昂己(1年)が5区、兄・玲旺(4年)が6区を担当し、たすきをつないだ。遼己は昂己を「一番のライバルであって、すごく刺激を受ける存在です」と語った。
陸上を選んだ理由にも、弟の存在があった。保育園の年長から小学6年まで剣道を続けていたが、「陸上だけは昂己に勝っていたので、負けたくないなという気持ちから陸上を選んで」。別々の大学に進んだ今も、「2人で切磋琢磨(せっさたくま)してやれているので、良いなと思います」と充実感をにじませた。
今回は大学最終学年の兄との直接対決も望んでいた。同じ区間での勝負はかなわなかったが、「別々の区間でも3人ともちゃんと役目を果たしたというか、力走してくれたので、自分としても見ていてすごく勇気をもらえました」と振り返った。
次は大学3冠が懸かる箱根路。「油断せず、ちゃんと1から練習を立て直して、箱根を全日本以上の調子で迎えられたらなと思います」と、さらなる快走を目指す。