第58回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)は来年元日、前橋市の群馬県庁前を発着点にして7区間100キロで行われる。

 

 前回12位に沈んだ富士通は、4区でブレーキとなった星創太(25)が日本選手権5000メートルで優勝して汚名を返上。「駅伝の失敗は駅伝で返したい」とリベンジを期す。東日本予選2区でも佐藤悠基、宇賀地強と接戦を展開して中継所には先着した。平賀翔太、佐藤佑輔(ともに23)の新人2人が同予選で区間賞。同予選でブレーキとなった外国人区間と、今季パッとしない"山の神"柏原竜二(24)の走りがカギを握る。