モスクワで開催されていた陸上の世界選手権に出場していた男子マラソンや、男女短距離陣が20日午後、成田空港に帰国した。

 世界選手権日本勢の入賞を8大会連続に伸ばす5位となった中本健太郎(30=安川電機)は「目標の入賞を果たして一安心。日本人でも戦える手応えがつかめた」と話した。11回のマラソン全てでトップ10入りだが、2回の2位が最高で優勝はなし。「まずは国内のレースで勝つこと。それには(2時間)6、7分台が必要になる」と、2時間8分35秒の自己ベスト更新も今後の目標に据えた。