高橋由伸

レギュラーシーズン最終戦を終え、スタンドにあいさつする巨人高橋監督
レギュラーシーズン最終戦を終え、スタンドにあいさつする巨人高橋監督

巨人高橋由伸の監督道はレギュラーシーズン白星に始まり白星で幕を下ろした。契約の3年間、優勝に絡めず責任を取って辞任を表明したが、最終戦は「勝ってCS進出」を果たした。2016~18年、通算210勝208敗11ドロー。2位、4位、3位。1年目は開幕前に野球賭博問題で揺れ、何度も謝罪の言葉を口にした。試合前のミーティングでは「無駄な試合、無駄な打席、無駄な1球もないし、負けていい試合なんか1試合もない」と言い切った。監督の思い通りにはいかず、2年目は球団ワースト13連敗を喫した。「チームの勝敗は監督が背負うもの」と思ってやってきた。CSファーストステージは連勝したがファイナルで3連敗し、若き知将はユニホームを脱いだ。

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<プロ野球・2016年3月26日掲載>