高田文夫
- 新橋演舞場で寄席を行った立川談志
「だんしがしんだ(談志が死んだ)」多くの新聞がそう報じた。〝遺言〟が見出しになった。11年11月21日に喉頭がんのため75歳でこの世を去った不世出の落語家・立川談志。中学の時から追っかけをしていて、立川流第1号として入門、立川藤志楼として「真打ち」を許された高田文夫さんがたくさんの思いを語った。「東京のすべての文化、エンターテインメントを託す。お前の判断で東京の文化を伝えてくれ」と言われ、今の自分があると。「照れくさいから『てやんでぇ』と悪ぶるけれど、あれほど人のことを思う優しい人はいない。『偽悪者』で、典型的な江戸の人」。「芝浜」にも通じる?
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<芸能・2011年11月24日掲載>