新田佳浩

平昌パラリンピックのノルディック距離男子10キロクラシカル(立位)で金メダルを獲得した新田佳浩。応援に来た妻と2人の息子と喜びを分かち合った
平昌パラリンピックのノルディック距離男子10キロクラシカル(立位)で金メダルを獲得した新田佳浩。応援に来た妻と2人の息子と喜びを分かち合った

冬パラのレジェンド新田佳浩。長野から6大会連続出場し、ノルディック(立位)で金3銀1銅1を獲得した。3歳の時、祖父運転のコンバインに左前腕を巻き込まれ切断。祖父は自分の腕を佳浩につけてと医師に懇願したという。新田はパラリンピックで金メダルを取り、祖父の首にかけてあげることを誓った。2010年バンクーバーで2つの金を獲得し夢は実現した。14年ソチは4位が最高だった。3歳の長男から折り紙の金メダルをかけてもらい男泣きした。想像を超える厳しいトレーニングと家族、スタッフの支えが実を結び、18年平昌で復活の金。2人の息子に本物のメダルをかけてあげることができた。その時37歳。

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<平昌パラリンピック・2018年3月18日掲載>