2018年の平昌と22年北京の両オリンピック(五輪)男子に連続出場し、当時日本勢最多のメダル3個を獲得したプロフィギュアスケーター宇野昌磨さん(28)が、電撃復帰する。22日、インスタグラムで発表。16年世界ジュニア選手権女王の本田真凜さん(24)とアイスダンスに転向し、冬季オリンピック(五輪)を目指す。シングルで名をはせたトップスケーター同士で、交際関係も公表しているビッグカップルが誕生する。
◆アイスダンスとは フィギュアスケートのカップル種目。男性が女性を持ち上げるリフト、スピン、ステップなどの技術と表現力で競う。ペア種目とは異なり、ジャンプが禁止されている(1回転までは可)。
リズムダンス(RD)とフリーダンス(FD)の合計得点で勝負。RDはシーズンごとに変わる課題のリズムを滑り、FDは音楽を自由に選べる。
日本の五輪最高成績は06年トリノ大会の渡辺心、木戸章之組と平昌大会の村元哉中、クリス・リード組の15位。種目自体は1976年のインスブルック五輪から正式採用された。男女とペアは1908年のロンドン五輪から行われており、歴史は浅い。
近年は村元と、男子で10年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔が結成した「かなだい」カップルも23年に引退するまで活躍。4大陸選手権で銀メダルに輝いた。一方で、全日本4連覇の「チームココ」こと小松原美里、尊(ティム・コレト)組に敗れて五輪には届かなかった。
◆五輪への道 アイスダンス日本代表は22年北京五輪では1枠。26年ミラノ・コルティナ五輪では、世界選手権と世界最終予選で出場枠を獲得できなかった。団体は北京に小松原組、ミラノに「うたまさ」こと吉田唄菜、森田真沙也組が出場。ともに銀メダルを獲得している。
これまでの五輪代表は、最終選考会を兼ねる全日本選手権参加を必須に(1)全日本の最上位組(2)全日本終了時点の世界ランキング最上位組(3)全日本終了時点のシーズン世界ランク最上位組(4)全日本終了時点の今季ベストスコアの最上位組、の条件で総合的に選ばれてきた。