フィギュアスケートでアイスダンス転向を電撃表明した男子の宇野昌磨さん(28)と女子の本田真凜さん(24)の会見が22日、都内で行われた。
先に声をかけたのは宇野さん。「僕から本田真凜さんに『五輪を目指してアイスダンスをやりませんか?』と声をかけさせていただいた」と提案した。本田さんは「なんの五輪?」と戸惑ったというが「真剣な表情で提案していただいた」と回想。「強い覚悟が持てるまで少し時間を置いたけど、自分の中で大きな覚悟が決まったので、一緒に目指したいと伝えさせていただきました」という。
目標を問われると、宇野さんは「とても大事な部分なので2人の口から言わせてください」と切り返し、2人は「せーの」と息を合わせて「2030年のオリンピックに出場することです」と声をそろえた。
宇野さんは18年平昌、22年北京の両オリンピック(五輪)に連続出場し、団体も含めて当時日本勢最多のメダル計3個を獲得した元世界王者。本田さんは16年世界ジュニア選手権を制した実績がある。2人は22年に交際中であることを公言。本田さんは24年1月、宇野さんは同5月に現役を引退し、プロ転向後は宇野さんプロデュースのアイスショー「Ice Brave(アイスブレイブ)」でアイスダンスのナンバーも共演していた。
今日午前7時にそろってインスタグラムを更新。「この度、宇野昌磨と本田真凜はアイスダンスチームを結成し、新シーズンより競技へ挑戦することを決意いたしました」などと共同投稿し、30年冬季五輪を目指すと明言した。【勝部晃多】
◆宇野昌磨(うの・しょうま)1997年(平9)12月17日生まれ、名古屋市出身。愛知・中京大中京高から16年に中京大進学。同年4月に国際スケート連盟(ISU)公認大会で史上初の4回転フリップ成功。五輪の個人は平昌で銀、北京で銅。159センチ。血液型B。
◆本田真凜(ほんだ・まりん)2001年(平13)8月21日生まれ、京都市出身。12年の全日本ノービス選手権B(満9~10歳)を当時の歴代最高スコアで制覇。16年の世界ジュニアは初出場優勝。大阪・関大高から青森山田高へ編入。明大ではテレビキャスターやCM出演もこなした。家族は両親と姉、兄太一さんと妹2人で、姉以外の4人がスケート経験者の一家。161センチ。血液型A。