<フィギュアスケート:関東サマートロフィー2026>◇第2日◇9日◇神奈川・コーセー新横浜スケートセンター◇シニア男子ショートプログラム(SP)
全日本選手権6大会連続出場の大島光翔(23=富士薬品)が今季初戦に臨んだ。スコアは69・99点で1位を獲得。村元哉中氏が振り付けした新プログラム「Leave A Light On」の曲に乗せて演技を披露した。「アットホームな空気で、すごく良い雰囲気の中で滑れたと思います」と振り返った。
冒頭では、当初の予定になかった4回転トーループに挑戦した。会場には自身のタオルを手にしたファンの姿があり、「良いところを見せたいなと思って、少し張り切ってしまいました」と大島。ジャンプは回転が抜け、「結果は抜けてしまって残念でした」と悔しがった。
今季のSPは、4回転トーループを組み込むことを想定して作った。「その構成で挑めるように持っていきたい」と意欲を示した。昨年12月の全日本選手権でも挑戦した大技は、6月から7月にかけてコンスタントに跳べるようになったという。「目に見える形としては、4回転ジャンプの習得が大きな一歩だったと思います」と成長を実感している。
同じリンクで練習する2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)銅メダリストの佐藤駿(22=エームサービス)からも刺激を受けている。「一番近くにいるスケーターが大舞台で活躍している姿を見て、刺激を受けました」と明かし、「燃えるものもあるけど、『どうだ、うちの駿は?』という誇らしい気持ちもあります」と笑顔を見せた。
今シーズンは日本スケート連盟の強化選手に選ばれ、「より一層気が引き締まるというか、やる気も高い状態で練習に臨めています」と充実感をにじませた。「『JAPAN』の文字とジャージを着たいという思いで毎日練習しています」。日の丸を背負うことを目標に、さらなる飛躍を目指す。【栗林真菜】