【フィギュア】高橋舞が首位発進「悔いを残さず」2年ぶりの全日本へラストイヤーに懸ける

演技を披露する高橋舞(撮影・栗林真菜)

<フィギュアスケート:関東サマートロフィー2026>◇第2日◇9日◇神奈川・コーセー新横浜スケートセンター◇シニア女子ショートプログラム(SP)

2大会ぶりの全日本選手権出場を目指す高橋舞(21=法大)が、競技生活最後のシーズンに臨む。この日は50・36点を記録し、首位発進を決めた。

冒頭で連続3回転トーループを着氷。「降りられたのは良かった」と手応えを口にした。一方、続く3回転ループは踏み切りのタイミングが合わず、転倒。「気持ちが次に次にと焦ってしまった」と悔やんだ。

先週の関東有志学生大会が半年以上ぶりの実戦。今季の2試合目だった。「試合の感覚を取り戻すことを大事にして、練習通り思い切り演技ができたらいいなと思って頑張りました」と振り返る。今季はフリーでの3回転フリップ投入も見据え、オフは技術面を中心に磨いてきた。

24年の東日本選手権では総合5位に入り、初めて全日本選手権への切符をつかんだ。昨季も東日本選手権のSPで競技人生初の3回転-3回転を成功させ、総合5位。しかし、全日本への出場枠が3枠だったため、前年と同じ順位ながら夢舞台には届かなかった。その悔しさを胸に、ラストイヤーを迎えた。

来春には競技生活に区切りをつける。「スケートをやっていて良かったと思えるように、悔いを残さず、『今シーズン頑張れたな』と思えるシーズンにしたい」と、最後の1年に思いを込めた。【栗林真菜】