<フィギュアスケート:サマーカップ>◇9日◇滋賀・木下カンセーアイスアリーナ◇男子ショートプログラム(SP)
世界選手権3度出場の友野一希(28=第一住建グループ)は75・57点でSP2位につけた。
最初の4回転トーループは着氷が乱れ、続いて4回転サルコーを跳ぶ予定も、2回転になり、ミスによる減点が響いた。「ショートってすごい緊張感がある中での試合になる。その中でまだやり切れる力が詰め切れていない」と反省した。
3日のアジアンオープントロフィー(インドネシア・ジャカルタ)で優勝。「ジャンプの解像度が上がった」と手応えを得て、勢いに乗って国内戦に臨んだが、かみ合わなかった。
東南アジア好きという友野は、インドネシア遠征では「みんなが穏やか。幸せって何だろうって考えさせられるぐらい」と楽しんだ。「一日中ただ座ってたばこを吸っているおじちゃんが、朝から晩まであの人ずっといるみたいな」と、せわしなさのない生活を送る現地の人の光景が心に残った。
まずは目の前にある自身の幸せも追求しなければならない。「僕の課題は安定感。いい演技ができるように心がけて、切り替えて、フリーに挑みたい」と誓った。【保坂果那】