<フィギュアスケート:東京夏季競技大会>◇第1日◇22日◇東京辰巳アイスアリーナ◇女子ショートプログラム(SP)
住吉りをん(23=オリエンタルバイオ)が、68・19点で首位発進した。
冒頭のダブルアクセル(2回転半)など3本のジャンプを全て着氷させ、「結構ギリギリにはなってしまったんですけど、3つそろえることができたので、その点はよかったかな」と振り返った。
今季からSPで取り入れた曲は、ジャズ。独特のリズム感に振り付けをはめるために、「0・9倍で音をあえて遅くしたステップの部分の曲をつくって、それを流してゆっくり練習するところからスタートした」と言う。
新ジャンルでの挑戦は「楽しい8割。難しい、大変が2割」。だが、30年フランス・アルプス五輪シーズンを見据えたものでもある。
「今後、4年間やっていく中でいろんなジャンルができる。そういう動きができる人の動きってやっぱり違うと思うので、そこの幅を出したい。これまで明るい曲をしばらくプログラムとしてやっていなかったので、笑顔で試合に臨める曲も選びたかった」。
自身が力を入れてきた23日のフリーに向けては「1つの物語として4分間を駆け抜ける。ジャンプがどのぐらい精度よくは入れられるかはまだまだ練習の過程なのでわからない。少しでも完成度高くやりたい。何より、見ている方が没入できるような4分間のストーリーの滑りができたらな」とねじを巻き直した。【泉光太郎】