<フィギュアスケート:東京夏季競技大会>◇第1日◇22日◇東京辰巳アイスアリーナ◇女子ショートプログラム(SP)
アイスダンスとの二刀流に励む穂積乃愛(20=早大)は、53・47点の5位発進となった。
「悔しいです。練習ではジャンプの感覚がすごくいいものが結構多くなってきていたので、あのダブルの抜けが結構悔しい」。
ダブルアクセル(2回転半)の完成度を悔やんだ。
その後は3回転ループ-2回転トーループをまとめ、「結構びっくり」と驚きの表情。今月のサマーカップ(滋賀)後から東京夏季直前までは青森で合宿していた。「自分の中で何かいいものを持って帰ってこられた感覚が強い。ミスしても今日は落ち着いてできたんじゃないかな」と収穫も口にした。
田辺拓也(東洋大)と新カップルを結成したアイスダンスとの両立は多忙を極める中、「二刀流って一見かっこいい言葉ですけど、どちらも中途半端になりやすいものだと思っている」と理解もしている。
だからこそ、「誰が見てもシングルで『今シーズン、うまくなったよね』『ダンスもすごくいいよね』って思っていただけるように頑張りたい」とシングルにも全力を注ぐのが今季の穂積の良さでもある。
5位からの巻き返しを期す23日のフリーへ「あんまり気負わず、自分で自分を殺さないように。ただ、最終目標はちゃんと東(東日本選手権)でいい演技をすること。最後まで諦めず、守る姿勢じゃなくて攻める姿勢でいけたらいいな」と理想を語った。【泉光太郎】