フィギュアスケート女子で2月のミラノ・コルティナ・オリンピック(五輪)銅メダルの中井亜美(18=TOKIOインカラミ)が18日、拠点とする千葉・三井不動産アイスパーク船橋で公開練習を行い、間もなく本格化する今季シーズンへの意気込みを語った。
今季のグランプリ(GP)シリーズ初戦は、10月23日開幕の第1戦フランス大会(アンジェ)。「結果にこだわりすぎず」。17歳でシニアGPデビュー戦を制した思い出の舞台から、今度は五輪メダリストとしてGPシリーズを滑り出す。
この日は約30分間、氷上で調整した。得意とする大技のトリプルアクセル(3回転半)は跳ばなかったが、ルッツ-トーループの連続3回転などを着氷。フリー「パリのアメリカ人」をかけ、ステップやスピンなども確認した。
昨季の同大会では、ショートプログラム(SP)で3回転半を決め、78・00点で首位発進。フリーも1位となり、シニアGP初出場で坂本花織、住吉りをんらを抑えていきなり頂点に立った。「去年、すごくいい演技をして優勝できた場所でもあるので、少しは意識してしまう」と率直な思いを吐露。「あっという間に、GPシリーズが来てしまうというのは正直びっくりしている」としつつ、「やってきたことを全て出し切れるような形で終われれば、結果もついてくる。あまり考えすぎず、いつも通りの自分でできたら」と見据えた。
GPシリーズの前には東京選手権に出場する。「結構いい練習も積めている。ブロックをグランプリの予行演習というか、そこで練習試合のような形で想定していけたらと先生と話している」。18歳は、前向きにステップを踏んでいく。【勝部晃多】