りくりゅう初の絵本11・26発売「私たちの絵本ができます」自ら絵、文章確認し制作期間半年

りくりゅう初の絵本「りくりゅうものがたり-ふたりのスケート、ひとつのゆめ-」(世界文化社)

ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートのペアで金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来さん(24)と木原龍一さん(34)組の初の絵本「りくりゅうものがたり-ふたりのスケート、ひとつのゆめ-」(世界文化社)が11月26日に刊行されることが12日、分かった。

今年4月にオファーを受けた2人が快諾し、文章、絵の下描き、着色ができた段階で自ら確認し、制作期間半年で出版にこぎ着けた。三浦さんは「私たちの絵本ができます。制作が決まったときから、ふたりで完成を楽しみにしてきました」と期待した。

表紙を飾った絵は、りくりゅうそのものだった。きっかけは、世界文化社の雑誌「家庭画報」23年4月号に初登場したことだった。五輪直前の1月号で晴れ着姿で必勝祈願する様子も紹介し大会後も特別企画を展開した中、2人は同社が手がける絵本や児童書にも興味を持ったという。

24年3月に出版した、ドジャース大谷翔平投手(32)が制作に特別協力した絵本「野球しようぜ! 大谷翔平ものがたり」を手がけた文・とりごえこうじ、絵・山田花菜の両氏が今回も制作。指導者転身を明言する2人を取材して、子どもたちに何を伝えたいかを聞いた。その上でスケートとの出会い、19年7月の運命のペア結成、世界の頂点に立った瞬間から未来の夢までを描いた。リンク上でのプロポーズは物語としてではなく、思い出の写真として絵本のどこかに描く。素顔に迫る質問コーナー、特別メッセージも2人が答えた。

三浦さんは「この絵本を通じて、もっともっと多くの方々や子どもたちに、ペアの魅力を知っていただきたいと思っています。皆さんに読んでいただけるのを楽しみにしています」と語った。木原さんも「ひとりでは難しいことも、ふたりなら乗り越えられる。その楽しさ、すばらしさを伝えたくて、絵本を作らせていただきました。『日本をペア大国にしたい』というのが僕たちの新たな夢です。この絵本を読んだ子どもたちがペアに興味を持って、スケートを始めてくれたら本当にうれしいです」とコメントした。