<フィギュアスケート:東日本学生選手権>◇18日◇第3日◇東京・田中貴金属アイスアリーナ◇男子フリー
今大会はフリーのみで争われ、山田琉伸(21=早大)が98・50点で7位となった。冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループを成功させたが、3連続ジャンプで転倒するなどミスが重なった。「普段ない、ブロックで出なかったようなミスが3つも出てしまった」と悔しさをにじませつつ、「いい部分は伸びている」と収穫も口にした。
千葉県で生まれ、2歳から15歳まで沖縄で育った。スケートを始めたきっかけは母。大学時代にアルバイト代でリンクに通うほどスケートに熱中していた母に連れられ、自らも氷に親しむようになった。初めての試合は思うように滑れず、「こっから頑張る」と奮起。高校進学を機に、さらに上達したいと沖縄を離れ、横浜へと練習拠点を移しながら腕を磨いてきた。
大学最終学年の今季は、結果を残して卒業後も競技を続けたいと考えている。「全日本に行っていい結果を出して、そのままもう1シーズンやってやろうと思っている」と意欲を示した。
引退後は、コーチとしてスケートに関わる道を思い描く。自身でトレーニングや体のケア、ジャンプの研究に取り組み、改善につなげてきた経験から、教えることにも手応えを感じている。トレーナーにも関心はあるが、「氷に乗っていたいというのはあるので、どちらかというとコーチが強いかな」。培ってきた知識や経験を、将来は指導に生かしたいと考えている。
「何が何でも全日本に今シーズン出たいというか、出なきゃいけない」。寝ても覚めても自分の演技曲を聴く日々を、「スケートに支配されているというか」と笑った。次戦の東日本選手権(29日~11月1日、群馬・ALSOKぐんまアイスアリーナ)へ、「あと2週間、万全の準備をして、全日本に行けるように頑張りたい」と決意を語った。【栗林真菜】