【フィギュア】中田璃士が首位発進 シニアGPデビュー戦92・64点もスピン転倒「悔しい」

GPシリーズ第2戦スケートカナダ SPで演技を披露する中田璃士。後ろで見守るのは父誠人コーチ(撮影・藤塚大輔)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇30日(日本時間31日)◇ケロウナ・プロスペラ・プレイス◇男子ショートプログラム(SP)

【ケロウナ=藤塚大輔】シニア1年目の中田璃士(りお、18=西武グループ)がGPシリーズのデビュー戦を迎え、92・64点をマークし首位発進した。

冒頭から4回転サルコー-3回転トーループの連続ジャンプ、4回転トーループ、トリプルアクセル(3回転半)を成功。ただ、フライングシットスピンで転倒し、得点が無効となるミスがあっただけに「悔しいです。失敗した瞬間は終わったと思いました」と表情は晴れなかった。

2位のエイモズ(フランス)と2・38点差で31日(日本時間11月1日)のフリーに臨む。「全然1位でもうれしくないです。明日終わるまではうれしい気持ちを忘れたい。やることをやって、全て出し切るだけです」と気を引き締めた。

全日本選手権出場経験のある父誠人コーチと、英国出身の母のもとに生まれたホープ。23年にジュニアGPファイナルを制し、24-25年から世界ジュニア選手権で日本男子初の2連覇を達成した。

今季からシニアに転向。5位だった9月の木下グループ杯に続き、今大会がシニアの国際大会2試合目となる。

全6戦のGPシリーズには1人最大2試合に出場可能で、順位に応じてポイントが付与。各大会の順位を1位15点、2位13点、3位11点、4位9点…と換算し、2戦の合計ポイントで争う。中田は第6戦NHK杯(11月27~29日)にもエントリー。ファイナルは12月10~13日に中国・重慶で行われる。

◆男子SP上位3人

〈1〉中田璃士(西武グループ) 92・64点

〈2〉エイモズ(フランス) 90・26点

〈3〉友野一希(第一住建グループ) 85・31点