【フィギュア】中田璃士、GPデビュー戦Vならず…4回転でミス 悔しい2位/スケートカナダ

10月30日、GPシリーズ第2戦スケートカナダ SPで演技を披露する中田璃士

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇31日(日本時間11月1日)◇ケロウナ・プロスペラ・プレイス◇男子フリー

【ケロウナ=藤塚大輔】シニア転向1年目、中田璃士(りお、18=西武グループ)のGPシリーズデビュー戦は悔しい2位だった。

前日のショートプログラム(SP)は首位発進。迎えたフリーでジャンプにミスが出た。冒頭の4回転サルコーこそ決めたものの、予定していた4回転トーループ2本が、ともに2回転になる。156・61点、合計249・25点で2位のアナウンスを聞いたキス・アンド・クライでは、ぼうぜんとした表情で、父誠人コーチから大きく肩をゆすられて、ねぎらわれた。

優勝は29歳のケビン・エイモズ(フランス)で合計258・43点。友野一希(28=第一住建グループ)はフリーは137・54点の合計222・85点で6位だった。

中田は、全日本選手権に出場経験のある父誠人コーチと、英国出身の母のもとに生まれたホープ。年齢制限で今年2月のミラノ・コルティナ五輪の出場資格は付与されなかったが、23年にジュニアGPファイナルを制し、24-25年から世界ジュニア選手権で日本男子初の2連覇と実績を積み、今季からシニアに転向した。

今大会は、5位だった9月の木下グループ杯に続くシニアの国際大会2戦目だった。SPでは2種類の4回転ジャンプを決めて92・64点で首位に立っていた。

しかし、新型コロナ禍で変則開催だった20年のNHK杯を制した鍵山優真以来となる、日本男子2人目のGP初出場優勝が懸かっていたが、かなわなかった。

GPシリーズは10~11月に全6戦が行われ、1人最大2試合に出場可能。順位に応じてポイントが付与される。各大会の順位を1位15点、2位13点、3位11点、4位9点…と換算し、2戦の合計ポイントで争う。中田は第6戦NHK杯(東京、11月27~29日)にもエントリー。ファイナルは12月10~13日に中国・重慶で行われる。