<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇1日(日本時間2日)◇ケロウナ・プロスペラ・プレイス◇女子フリー
【ケロウナ(カナダ)=藤塚大輔】島田麻央(18=木下グループ)がGPデビュー戦を今季世界最高の合計235・44点で制した。ショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位の153・33点とし、合計で自己ベストをマーク。日本女子4人目のGP初出場優勝を飾り、ノービス時代から続く国際大会の連勝は「21」に伸びた。シニア転向1年目で、高校3年生の“令和のマオ”が、世界に衝撃を与えた。
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島田は高難度の4回転ジャンプにもこだわってきた。原動力の1つにあるのは、ジャンパーが多いロシア勢への対抗心。「ロシアの選手が来ると、おまけではなく、絶対に跳ばなきゃいけない」。失敗のリスクもある中、中1から4回転トーループを跳び、今季もフリーに投入。浜田美栄コーチにも「4回転を跳ぶ選手がいる時、自分が跳べないと気持ちが引いてしまう。だからこそ、やっておくのが大事」と狙いがあった。
ロシアは22年からのウクライナ侵攻によって国際大会から排除されていたが、今季から参戦。島田は9月の競技会で初対戦した時も「ワクワクしている」と高揚感を漂わせていた。現在はアクセルを除く全5種類で最も基礎点が高い4回転ルッツも挑戦中。「跳べるようになりたい」と2種投入を目指して、習得に励んでいる。