【フィギュア】佐藤駿、序盤に取りこぼし277・20点で4位 SP自己ベストも中国杯V3逃す

中国杯でフリーの演技をする佐藤駿(ロイター)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯>◇8日◇深センユニバーシアードセンター◇男子フリー

2月のミラノ・コルティナ五輪銅メダルの佐藤駿(22=エームサービス/明大)が、フリー175・23点、合計277・20点で4位となり、中国杯3連覇を逃した。「やりきったとはいえるかなと思います」と淡々と振り返った。

6日のショートプログラム(SP)は自己ベストの101・97点で2位発進。フリー「ポエタ」では、冒頭に得点源の4回転ルッツが3回転に。続く連続トーループは、予定した4回転-3回転が4回転-2回転となった。その後のジャンプはすべて降りきったものの、序盤の取りこぼしが響いた。「ルッツが抜けたところからあまりよくなかった」。演技後は悔しさのにじむ表情を浮かべた。

五輪シーズンを終え、モチベーションの維持に苦しむ中で迎えた一戦。SP後、大会3連覇については「正直に言うと、全く意識していなくて、こだわっていない」と説明。「ものすごいメンバーだなと思いながら来て。今大会でいろいろな選手の演技を見て、モチベーションを上げていければ」と、強豪との競演に刺激を求めた。

中でも注目したのが、ロシアから中立選手(AIN)として出場したセメネンコとジキジだった。9月の木下グループ杯で対戦した2人について「ジャンプの質や完成度が非常に高いなと思っています」と評価。「スケートもすごく滑るスケートをしていて、自分も参考にしなければならないと思っている2選手です」と、自らを奮い立たせた。

フリー後には「決して諦めることなく、見ている皆さんによい演技を届けられるように頑張りたいと思います」とGPファイナル進出に向け、前を向いた。次戦は第6戦NHK杯(27~29日、東京)に挑む。