ラウンドリポーターを務めた石川遼(24=CASIO)は、優勝した池田勇太(30=日清食品)のプレーに脱帽だった。

 18ホールをついて歩き「(29をマークした)前半はゾーン近い感覚だったと思う。ものすごいことをサラッとやっていた。隙がなかった」と絶賛。特に注目したのはアイアンショット。「9番まではほとんど思い描いた球を打っていたんじゃないか。特にティーショットを木に当てた5番のセカンド。バーディーより大きいパーを取った」と指摘した。

 優勝会見でこれを伝え聞いた池田は「すいません。(5番は)まったくそんな(難しい)気はしなかったです」と笑わせていた。