男子代表でただ1人最終ラウンドに進んだ河本力(愛媛・松山聖陵高2年)は、8オーバー80をたたいて50位に終わった。

 「今日はアンダーを出すつもりでスタートした。1日のスコアでアンダーが出ていなかったので」と、上位進出でシード権(昨年実績20位以内)を目指したが、スタート1番で落とし穴に。左ラフからの第2打をグリーン右バンカーに入れ、第3打もグリーンオーバーと、ダブルボギーとした。

 「そこからは全部バーディーを取る気持ちでやった。ピンしか攻めなかった」という。4番で「完璧なドライバー」から2メートルにつけてバーディーを奪ったものの、そこから「ボギーしか出なくなった」と、7ボギー。最終ラウンド進出者の中で最下位に終わったが「来てよかった。日本ではアプローチが得意な方でしたけど、こっちの芝では全然だめ。どんな状況でも対応できる技術を身につけないと」と、目が覚めた。

 日本代表の最上位者に与えられる日本男子ツアー「HEIWA PGMチャンピオンシップ」への出場権は手にし「絶対に予選を通過してベストアマを取ります」と、今大会で得たものを生かしていく。