高校2年の安田祐香(16)が、大逆転優勝に涙した。1イーグル、6バーディー、1ボギーの65で、通算14アンダー。第3日までの首位新垣との4打差を逆転し、最終18番パー5ではイーグルを奪って歓喜の瞬間が訪れた。

 表彰式では感極まって涙した安田は「うれしくて泣いたのは初めてです」としみじみ。さらに「思い出に残る1日になりました。なかなか日本のタイトルが取れなかったので、心の底からうれしいです。一緒に回っている選手のスコアしか分からなくて(最終組の)スコアは、上がってきてから知りました」と語った。

 まだ高校2年だが、今後については「周りからは高校を卒業してプロテストを受けた方がいいと言われていますが、大学も視野に入れています」と明かした。