男子ゴルフの中日クラウンズ(26日開幕、名古屋GC和合C)の予選ラウンド組み合わせが24日に発表され、米ツアーのRBCヘリテージで優勝してから初のツアー出場となる小平智(28=Admiral)は、石川遼(26)宮里優作(37)と同組になった。

 練習ラウンド後にペアリングを聞いた小平は「米国で遼からお祝いの連絡をもらった時『中日クラウンズに出るから勝負だな』と返したら『バチバチでやりましょう』と。優作さんとは去年、僕が(最終戦で賞金王を逃して)悔しい思いをしたので、いい戦いを3人でしたい。僕だけ(大会歴代覇者の)メンバーに名前が入っていないので、そこを目指して頑張りたい」。10年大会優勝の石川、昨年大会優勝の宮里優との“対決”に闘志を燃やした。

 10年大会最終日に「58」をマークし、4年ぶりの出場となる石川も「小平さんと『和合で一緒に回れたらいいね』と話していたことが現実になってうれしい。3人が高いレベルで、予選からいいものをゴルフファンの方々にお見せできれば」と笑顔で話した。

 また、今季ツアー初出場となる尾崎将司(71)は尾崎直道(61)I・J・ジャン(45=韓国)と同組。兄弟対決も大きな注目を集めそうだ。