男子は本間一太(埼玉・埼玉栄2年)、栃木・作新学院の前田光史朗(3年)と大栗平(2年)の3人が5アンダー、女子は羽藤和奏(千葉・わせがく2年)と小暮広海(新潟・開志国際3年)が4アンダーで首位に並んだ。

 小暮は体調不良の中、自己ベストタイをマークした。しかも「ノーボギーで18ホールを68で回ったのは初めて」というおまけ付きだった。「昨夕、熱中症っぽくなり棄権も考えた」が、薬を多めに飲んで出場。逆に力むことがなくなり「落ちついてできた」という。ホールアウト後には足がふらつき、のどの痛みも感じた。それでも、思いもよらぬチャンスが巡ってきた。「明日は体に気をつけて楽しくやります」と無欲の優勝を目指す。

 20日に最終日を行い、シードを除く男子上位42人、女子同35人の全国大会個人の部(8月10~11日、茨城・セントラルGC)出場が決まる。

 <上位成績>

 ◆男子

【1位】本間一太(埼玉・埼玉栄2年)=66(35・31)、前田光史朗(栃木・作新学院3年)=66(33・33)、大栗平(栃木・作新学院2年)=66(32・34)

【4位】織井昭汰(長野・佐久長聖3年)=67(36・31)、長野京介(群馬・共愛学園3年)=67(35・32)、田中章太郎(茨城・日本ウェルネス2年)=67(34・33)

 ◆女子

【1位】羽藤和奏(千葉・わせがく2年)=68(33・35)、小暮広海(新潟・開志国際3年)=68(31・37)

【3位】木村友香(新潟・開志国際2年)=70(34・36)、六車日那乃(千葉・麗沢1年)=70(34・36)、石川聖奈(千葉・拓大紅陵3年)=70(34・36)、岩崎美紀(埼玉・埼玉栄3年)=70(33・37)

 <主催>関東高等学校ゴルフ連盟、日刊スポーツ新聞社、スポーツニッポン新聞社<協賛>住友ゴム工業