石川遼(26=CASIO)が、体調不良で点滴を受けながらも第2ラウンド(R)を30位で乗り切った。この日朝から背筋痛を発症。石川は「ケアしてもらっても治らなくて、気持ち悪くなってきた」と説明。救護室で医師の診察と点滴を受けてからスタートした。

32位から出て1イーグル、3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算1アンダー。一時は首位と2打差6位まで迫ったが、最終18番パー5でダブルボギーをたたいた。

ホールアウト後も表情はさえなかったが、石川は「けいれんや、手の震え、目まいの症状が出たら止めようと思った。(プレーに)波はありましたけど、止める判断にはならなかった。朝から体がだるくて、筋肉が張っている状況。ズキンズキンという痛みと、胃けいれんがあった」と明かした。ホールアウト後はすぐに会場を後にした。