プレーオフ最終戦のツアー選手権(20日開幕、ジョージア州アトランタ・イーストレークGC)に進めるポイントランク上位30人が確定した。

松山英樹は通算14アンダーの266で15位。28位だったポイントランクは1つ上がって27位となり、米本格参戦から5年連続の最終戦進出を決めた。

6年ぶりの優勝を飾ったマークしたキーガン・ブラドリー(米国)は52位から一気に6位へ浮上。プレーオフで敗れたジャスティン・ローズ(英国)は1ランクアップで2位につけた。

通算19アンダーの3位に入ったザンダー・シャウフェレ(米国)は41位から18位にジャンプアップし、昨季優勝したツアー選手権に滑り込みで出場を決めた。

通算17アンダーの6位だったタイガー・ウッズ(米国)はポイントランク20位で5年ぶりの最終戦に臨むこととなった。

ポイントランクトップはブライソン・デシャンボー(米国)。プレーオフシリーズ2連勝で第2戦終了時点で1位での最終戦進出を決めており、今大会は通算12アンダーの19位だった。

ジョーダン・スピース(米国)はスコアを3つ落として通算3アンダーの55位に終わり、27位だったポイントランクは31位にダウン。13年から5年連続で出場していたツアー選手権に進むことはできなかった。

◆フェデックスポイントランクトップ10(今季獲得ポイントとリセット後のポイント)

1位:ブライソン・デシャンボー(米国)5789ポイント→2000ポイント

2位:ジャスティン・ローズ(英国)4391ポイント→1800ポイント

3位:トニー・フィナウ(米国)3479ポイント→1520ポイント

4位:ダスティン・ジョンソン(米国)3425ポイント→1296ポイント

5位:ジャスティン・トーマス(米国)3327ポイント→1280ポイント

6位:キーガン・ブラドリー(米国)2979ポイント→1120ポイント

7位:ブルックス・ケプカ(米国)2723ポイント→960ポイント

8位:バッバ・ワトソン(米国)2481ポイント→800ポイント

9位:ビリー・ホーシェル(米国)2260ポイント→640ポイント

10位:キャメロン・スミス(オーストラリア)2247ポイント→480ポイント

◆米ツアープレーオフ レギュラーシーズンのポイントランク上位125人が第1戦に進出し、第2戦以降は100人、70人、30人と出場選手が絞られていく。加算ポイントはレギュラーシーズンの4倍で、第3戦を終えた時点でいったんリセット。最終戦前のポイントランクに応じて1位2000ポイント、2位1800ポイント…とあらためてポイントが付与されるため、数字上は30位からの大逆転も可能(27位の松山のリセット後のポイントは142ポイント)。総合王者には1000万ドル(約11億円)のビッグボーナスがある。