午前8時に順延された第2ラウンドの再開を予定していたが、濃霧のためスタートが1時間遅れ、大会は54ホール短縮競技となることが決まった。加算賞金額は当初の75%となる。

石川遼(27=CASIO)は残していた8ホールで2ボギーとスコアを落とし、3バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの73でホールアウト。通算8オーバーの148で73位となり、2週連続の予選落ちを喫した。

連続ボギーとした14、15番について「パーセーブすれば(予選通過の)チャンスはあったと思います」と振り返り、ドライバーへの深い悩みに言及した。

「スイング中にフェースがどこを向いているのか、分かっていない。真っすぐいっても“たまたま”という感覚が続いている。スプーンでは打ったことのないようなミスショットが、ドライバーでは簡単に出るので。ドライバーとスプーンでは長さも1・5インチしか変わらないのに…。自分でも何が起きているのか分からない。だから、対処のしようがない」

最終18番パー5、最終ラウンド進出は厳しい状況だったが、ドライバーではなく3番ウッドでティーショットを打った。「スプーンから下は同じようなイメージ、スイングで打てているんですけど、ドライバーだけ、いい感触が長く続かない」と繰り返した。