吉沢己咲(群馬・藤岡北中3年)が通算6オーバーで優勝し、3年連続ジュニア代表となった。

第1日首位でスタートし、インスタートの折り返し時点で2位に5打差をつけた。「スコア的には余裕があったのでアンダーを狙った」と、最後は2位に9打差をつけた。「世界ジュニアでは去年(8位)は3位ぐらいには入れる感じでゴルフができた。今年は優勝したいです」と意気込みを見せた。

2位争いは通算15オーバーで並んだ平野誠一(埼玉・行田中3年)と亥飼陽(ひなた、茨城・滑川中2年)のプレーオフに。3ホール目、亥飼はアプローチミスもあって2メートルほどのボギーパットを残し、バンカーに入れた平野が先にボギーで上がった後、亥飼が外して決着した。

平野は「小6の時にこの大会に出て、僕も世界ジュニアに行ってみたいと思っていました。今回はまさか行けるとは思っていなかった。うれしくて、顔がにやけているって、友達に言われた」と笑った。世界ジュニアに向けては「うーん、まだ何とも…(代表に)恥ないゴルフをしたい」と、まだ実感が湧いていない様子だった。