賞金ランキング2位の石川遼(27=CASIO)は、2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの76で回り、5オーバーの72位と出遅れた。

前半を1オーバーで折り返すと後半に入っても勢いを作れず、2オーバーで迎えた17番パー3。ティーショットを左のバンカーに入れ、球は砂に埋もれつま先下がりの難しいショットを残した。

第2打は、力強く振り切りグリーンに乗せる絶妙なショットだったとはいえ、傾斜にかかり無情にもラフまで転がっていった。第3打を何とか1メートルに寄せ、ボギーかと思われたが、今度はカップに蹴られ、ダブルボギーをたたいた。

18番も第2打を木に当てるなどしてボギー。予選カットラインまで後退した。「1オーバーくらいで回りたかったが、体が止まった時にドライバーもアイアンも左にいった。明日以降も厳しいが、どれだけやれるかチャレンジしたい」と自身を鼓舞していた。

ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が、3アンダーで首位に立った。