米ツアーデビュー戦で8位に入った河本結(21=リコー)が、いきなりの洗礼を受けた。

16位から出て4バーディー、1ボギーの69で回り通算9アンダー。トップ10入りを果たし、賞金約4万5500ドル(約500万円)を稼いだ。だが、最終ラウンドのアテスト終了後、2ホールでプレーが遅かったとして5000ドル(約55万円)の罰金が科せられた。

河本は自身のインスタグラムを更新。「プレーペースの警告から知らぬ間に計測されていて」「非常にお高いプレーペースレッスン料でした」「その珍事件で心死んだけど今はもう生き返った」(原文まま)などとつづった。

それでも憧れのアメリカの地でいきなりのトップ10入り。前週までの世界ランクは日本勢5番手となる60位だが、今大会の結果で上昇するのは確実となった。

河本は「夢だったこの世界の舞台でプレーできていること、素直にうれしかったです。やっぱり急に心細くなって、不安になったり、失敗したらどうしようとか、私のゴルフで大丈夫かとか、いろんなことが頭の中をよぎって。でも、いざ試合を迎えると、不安や緊張はなくなり、全てが新鮮でわくわくドキドキが止まらなかった」などと記した。

次戦のISPS HANDAヴィックオープン(2月6~9日、オーストラリア)にも出場する予定だ。