黄金世代の原英莉花(21)が強風の中で踏みとどまり、フィリピンと両国籍を持つ笹生優花(18)とともに日本人最高の4アンダー、25位に入った。

4アンダー、31位から出た原は、2番から3連続バーディーで一時は7アンダーまでスコアを伸ばした。しかし、後半は強くなった風の影響を受け、スコアを3つ落とした。5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算4アンダー、288。「今日は途中から急激に吹いてきて、“ここから”という時だったので、そこから切り替えができなかった」と振り返った。それでも「風の中でしっかり4日間プレーできた」と手応えを口にした。プレーの満足度も「(オーストラリアに)来る前は30%で、63%? 72%よりはまだいかないかな。思っていたよりは良いです」と話した。

3月5日から始まる国内ツアー開幕戦、ダイキンオーキッド・レディース(沖縄)へ向け「楽しみ。ここに来る前より不安はなくなった。クラブもしっかり戦えて、あとは自分の気持ち次第」と前向きに話していた。