松山英樹(27=LEXUS)が、首位と5打差の通算13アンダー271で6位に入った。

1バーディー、1ボギーで折り返した後半に4つスコアを伸ばした。11番パー5、12番パー4で連続バーディー。15番パー5こそボギーをたたいたが、ともにパー4の14、16番は第2打をピタリとつけてバーディーを奪った。17番パー3では、15メートルを超える長いバーディーパットを沈めてガッツポーズをつくるなど、随所で観衆を沸かせた。

ホールアウト後は「ドタバタしながら、アイアンに関しては何回か大きなミスがありましたけど、それ以外はバーディーチャンスにつけられましたし、もう少しかなという感じ」と話し、前週のジェネシス招待5位に続く好成績に、3年ぶりの優勝への手応えを口にした。特にこの2戦で、ショットへの自信を深めた。「ショットに関しては先週から引き続き、いいものが出せた。チャンスに多くつけられたり、すごく進歩しているなというのがあるので、このショットを続けていければ。あとはパターが普通の人ぐらい入れば勝てるチャンスも出てくる」と、収穫と課題が浮き彫りになった4日間を振り返った。