日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は3日、新型コロナウイルス感染拡大で中止が続く国内ツアーで影響を受ける選手や関係者の安全確保などを目的に「LPGAトーナメント新型コロナウイルス感染症対策特別規定」を策定し、同日より施行した。

5条からなり、第1条では、感染症によりエントリーした試合に欠場した場合の翌年の出場義務などの免除。第2条は、ツアー出場のための検温などの選手の義務規定と出場可否規定、第3条はこの規定により欠場となった選手へのエントリーフィの返還となっている。同協会では、開幕戦中止時に選手からの疑問など個別に対応してきたが、中止が長引き、広く選手、関係者に周知するため条文化した。