悪天候のため、当初予定よりも1時間遅れて午前9時に1組目がスタートした。

アウトスタートの6組目として、同9時50分からは、元選手会長の石川遼と宮里優作、現選手会長の時松隆光がティーショットを放った。石川はティーショットを打つ前、グローブを着け忘れ、慌てて着けに戻って苦笑いを浮かべたが、見守った日本ゴルフツアー機構の青木功会長や関係者から温かい笑いが起き、なごやかな雰囲気に包まれた。石川は1番パー4をパーで回ると、2番パー3でバーディーを奪い、現在ラウンドしている。

大会は無観客、キャディーなしで行われ、既にスタートしている各選手は、バッグを担ぐか電動アシストカートを利用してラウンドしている。全274人の選手、大会関係者が新型コロナウイルスのPCR検査で「陰性」という結果が出て臨んでいる。