プロ転向2年目の日系米国人コリン・モリカワ(23)が、メジャー初優勝を飾った。首位と2打差4位から出て、この日のベストスコア64で通算13アンダー、267。一時は首位に7人が並ぶ大混戦の中、16番パー4のイーグルで抜け出し、鮮やかな逆転劇を演じた。プロ転向後の連続予選通過記録22戦がウッズの25戦に次ぐ2位というイケメン新星が、無観客大会に華やかさをもたらした。メジャー初制覇を狙った松山英樹(28)は22位に終わった。

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▽タイガー・ウッズ(67で通算1アンダー、37位)「今週の収穫はショット、十分に戦える。今回はパットが入らなかったけど、1週間で3パットが1回というのはメジャーでは悪くない。ただ残念なことに、バーディーパットが十分じゃなかった」。