小平智(31)が、7バーディー、3ボギーの68、4アンダーで17位と上々のスタートを切った。

出だしの1、2番を連続バーディーと絶好のスタート。3番でボギーをたたいたが、すぐに4番でバーディーを取り返すなど、前半9ホールを32の4アンダーで回った。

後半も11、12番で連続バーディーを奪い、一時は首位に2打差の6アンダーまで伸ばした。だが13番と最終18番パー4をボギーとして後半はイーブンだったが、終盤まではトップ10に入り続けていた。

ホールアウト後は「ショットが安定していた。パターもすごく良かったので、スコアになった」と、手応えを口にした。主戦場の米ツアーでは予選落ちが続いていたが「いつもは初日の前半で崩れることが多かった。流れに乗れず、取り返すのに必死。でも今日は、最初にポンポンポンとバーディーがきてくれたので気持ちが楽になってスコアにつながった」と、ホッとした表情で振り返った。

星野陸也(24)も68の4アンダーで、首位のセバスチャン・ムニョスに4打差につけた。

インコースの前半でスコアを2つ伸ばすと、後半の2番パー5では7メートルに2オンし、イーグルを奪った。第1ラウンドは1イーグル、4バーディー、2ボギー。「(イーグルは)ティーショットがうまくいって、セカンドは8番アイアンで狙えたので『これは狙いにいかないと』と思った。(パットは)うまくラインを読み切れてよかった。ただ、もったいないミスもあったので、それをなくしていきたい」と、さらに上位を見据えていた。

2人は、首位で8アンダーのセバスチャン・ムニョス(27=コロンビア)とは4打差につけている。