中田樹が首位で予選突破 世界ジュニア予選

15―17歳男子で苦しみながらも首位で予選を突破した中田樹

<PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会 九州予選>◇15-17歳男子◇27日◇熊本・ワールドCC(6969ヤード、パー72)◇主催・国際ジュニアゴルフ育成協会ほか◇後援・日刊スポーツ新聞社ほか◇特別協賛・PGMホールディングス株式会社

 中田樹(宮崎・宮崎日大高1年)が、苦しみながらも首位で予選を突破した。

 1オーバーで迎えた17番で右ラフからの第2打を木に当てて、3打目も出すだけで4オン2パットのダブルボギーにしたが、そのまま3オーバー75でしのいだ。

 「最近あまり練習できていませんでした」というのは、昨年12月に原因不明の炎症で腰を痛め「靴下も履けなくなった」と、安静を言い渡されたから。2カ月間あまり体を動かせなかったが「クラブを持たないと落ち着かなくて」と、寮でパターやアプローチはやっていたが、本格的に動けたのは最近だという。

 「決勝大会までにまず腰を完治させて、それから追い込んで優勝争いはしたい」と、1カ月後に迫った西日本決勝大会(4月2、3日、佐賀・若木GC)を見据えていた。