平田茅愛が首位で予選突破 世界ジュニア予選

この予選でただ1人アンダーパーをマークし、15―17歳女子トップで西日本決勝大会に進んだ平田茅愛

<PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会 九州予選>◇15-17歳女子◇27日◇熊本・ワールドCC(6233ヤード、パー72)◇主催・国際ジュニアゴルフ育成協会ほか◇後援・日刊スポーツ新聞社ほか◇特別協賛・PGMホールディングス株式会社

 平田茅愛(ちなり、福岡・福岡第一高1年)が、この予選でただ1人アンダーパーの1アンダー71をマークして、トップで西日本決勝大会(4月2、3日、佐賀・若木GC)に進んだ。

 「よかったのは今日だけです。今日だけ」と言いながらもニコニコ。「いつも85ぐらいたたいている。練習ラウンドも80でした」というが、この日は安定したプレーを見せた。インスタートの10番で50センチにつけるバーディー発進で波に乗った。

 イーブンで来た6番では約100ヤードをピッチングウエッジで1メートルにつけて、アンダーパーにした。

 実は「今までのベストスコアの72を出したのもこのコースなんです」と、自己ベストを更新する縁があるようだ。

 「いままで九州の人しか知らないので、世界の人たちのゴルフを見てみたい。アプローチがへたくそなので、安定させたい」と、世界ジュニア出場に向けての課題を口にしていた。