<女子ゴルフ:ほけんの窓口レディース>◇最終日◇15日◇福岡CC和白C(6323ヤード、パー72)◇賞金総額1億2000万円(優勝2160万円)
元世界ランク1位申ジエ(28=韓国)が韓国勢同年齢対決を制した。
イ・ボミ、キム・ハヌルとの最終日最終組で6バーディー、2ボギー、この日のベストスコアとなる68をマークし、スタート前の首位との2打差を逆転した。
「特別な選手たちと回ったので、すごく緊張しました。同じ88年生まれで、中学生のころから一緒に戦ってきた。しかも2人は今すごいプレーをしているから(この優勝は)もっと頑張れるきっかけになります」
08年にメジャーの全英リコー女子オープンで優勝。09年には米ツアー賞金女王になった。その底力を、7メートル前後の風が吹いたコースで発揮。スタート1番パー5は残り125ヤードの第3打を9番アイアンでピン20センチにつけた。8番グリーンでスロープレーのイエローカードを受け、9番パー4の第1打後、第2打地点まで急勾配を走る“試練”をはねのけ、きっちりバーディーを奪ってみせた。「イエローカードはもちろん影響がありました。でも、ルールなので頑張って走りました」と苦笑いで振り返る。終盤の競り合いも要所でショットの精度の高さを生かし、勝ちきった。
世界で頂点を極めたが、日本での目標はずっと変わらず「賞金女王」だ。「日本で戦うと決めた時、口にした約束なので」。この優勝で賞金ランク1位に躍り出た。このまま突っ走るつもりだ。