上田諭尉3位発進も「メンタルびびってる」後は勇気

ミズノオープン初日 4アンダー、2番ティーショットを放つ上田諭尉(撮影・奥田泰也)

<男子ゴルフ:ミズノ・オープン>◇第1日◇26日◇岡山・JFE瀬戸内海GC(7415ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝2000万円)

 上田諭尉(42)が6バーディー、2ボギーの68で、首位と1打差の3位発進した。

 出だしからティーショットが荒れ、「メンタルでびびっている」と自己分析。

 今回は契約するミズノの主催者推薦による出場のため「せっかく出してもらっているので、成績を出したいとかいう気持ちが強くて、思い切り振れていない」という。

 前日のプロアマ戦では好調で「しっかり振ればまっすぐ行くのに…。この年齢になって、そんなことはわかっているのにできない」ともどかしそう。

 ただ、第2打を3メートルにつけてバーディーを奪った4番のように、フェアウエーからならアイアンの距離感はいいし、パットも決まっている。

 パットはヘッドアップしないように「ゆっくり引いて、ゆっくり打つ」を心掛けたところ、昨年末から安定している。ドライバーを振り切る勇気が持てれば、優勝争いも期待できる。