時松隆光ショット切れまくり 5連続バーディー

17番にあるスコアボードの22アンダーの表示の前でパッティングする時松(撮影・柴田隆二)

<男子ゴルフ:ダンロップ・スリクソン福島オープン>◇第3日◇23日◇福島・グランディ那須白河GC(6961ヤード、パー72)◇賞金総額5000万円(優勝1000万円)

 首位に浮上した時松隆光(22)は12番から5連続バーディー。それもピンそば2・5メートル、2メートル、1メートル弱、2・5メートル、50センチと、ショットが切れまくっていた。

 「自分が思っている以上にうまくいきすぎているので、今から考えると5連続バーディーなんですけど、やっている時は考えていなかったです」と振り返る。

 2位と5打差にも「バーディー、ボギーが2回あったら1打差なので…」。謙虚なのかネガティブなのか、威勢のいい言葉は出てこない。「差はあまり考えないでやりたいけど、途中で考えちゃうでしょう。そのあたりの精神面をコントロールしていきたい」。

 この日のホールアウト後はテレビ中継インタビューで、解説に出ていた青木功と会話した際に「はじめまして」とあいさつ。終了後、普段からあいさつはしているが「青木さんは僕のことがわからないと思ったので」と意図を明かした。