永野竜太郎が復調気配「ちょっとずつ思い通り」

11番、ティーショットを放つ永野(撮影・中島郁夫)

<男子ゴルフ:ブリヂストン・オープン>◇第2日◇21日◇千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦(7119ヤード、パー71)◇賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)

 永野竜太郎(28)が4バーディー、ノーボギーの67で3打差4位に浮上。

 徐々に調子を上げてきている。夏過ぎに調子を崩し、前週まで7戦連続予選通過もトップ10入りはなし。「ショットが全部悪く、グリーン周りとパターでしのいで、何とか予選を通っていた感じ。それでいっぱいいっぱいでした」と振り返る。それが「(下に)いくとこまでいったな」という4週前の最終日から少しずつ上向いてきたという。「ちょっとずつ思い通りのショットが出てきてるので、その回数が増えていけばいい」。この日納得のショットは5回程度で、7番で残り151ヤードから9番アイアンでピン左1メートル強につけた第2打はその1つだったという。

 高額賞金の試合が続く、終盤戦に向けてさらなる復調が期待される。