谷原「賞金王の価値薄れる」マスターズ枠復活訴える

チャンピオントロフィーを手に笑顔を見せる谷原(撮影・横山健太)

<男子ゴルフ:平和PGM選手権>◇最終日◇6日◇千葉・総武CC総武(7214ヤード、パー70)◇賞金総額2億円(優勝4000万円)

 谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)が大会連覇で今季3勝目、通算14勝目を挙げ、賞金ランク1位に返り咲いた。

 谷原は賞金王についてマスターズ出場権の復権を願っている。以前は慣例として賞金王が招待されていたが、14年賞金王の小田孔は出場できなかった。「賞金王の価値が薄れる」と谷原。さらに「もし松山がケガでもして、日本人が誰も出ないというのはよくない」と、選手会長の宮里優と話しているという。なんとか日本からの出場枠を与えてもらえるよう、日本ゴルフツアー機構の青木会長から働きかけてもらいたいとした。