<男子ゴルフ:日本シリーズJT杯>◇最終日◇4日◇東京よみうりCC(7023ヤード、パー70)◇賞金総額1億3000万円(優勝4000万円)
朴相賢(33=韓国)が劇的なツアー初優勝を飾った。
最終18番(227ヤード、パー3)で首位に立っていたのは同組の小平智(27=Admiral)。13アンダーで、朴より1打リードしていた。
12アンダーの朴は18番のティーショットをグリーン右へ外し、一方の小平はピン左15メートルの位置にワンオンさせた。
ところが朴は2打目をチップインさせて、バーディーを奪い、派手にガッツポーズ。13アンダーで小平と並んだ。
プレッシャーのかかった小平は15メートルのパットを寄せきれず。続く約2・5メートルのパーパットも失敗。この瞬間、朴の逆転初優勝が決まった。
また2位に入った池田勇太(30=日清食品)の初の賞金王も確定。獲得賞金は2億790万1567円で、伊沢利光の男子ツアー年間最高賞金2億1793万4583円には届かなかったものの、自身初の大台に乗せた。