辛島寧那ら西日本決勝へ 世界Jr九州・沖縄予選

15-17歳の部女子で1位となった辛島寧那(福岡・常磐高1年)

<PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会 九州・沖縄予選>◇15ー17歳の部女子◇2月25日◇熊本・ワールドCC(6254ヤード、パー72)◇主催・国際ジュニアゴルフ育成協会、株式会社ビーエスフジ◇後援・日本プロゴルフ協会ほか◇特別協賛・PGMホールディングス株式会社

 辛島寧那(ねな、福岡・常磐高1年)と小出響(長崎・佐世保北高1年)が、2オーバー74のトップスコアで西日本決勝大会(4月1、2日、佐賀・若木GC)に進んだ。

 18番で5メートルのバーディーを決めた辛島がカウントバックで1位となり、メダリストに。「後半(アウト)の1番でいきなりバンカーから出なくてダブルボギーにしてしまって、後半(スコア40)悪かったのが反省点」と振り返る。「レベルの高い世界ジュニアに出て、何かを見つけてきたい」と、決勝大会を見据える。

 2位通過となった小出は、1バーディー、3ボギーだったが「自己ベストが74なのでスコアはいいんですけど、もったいないこともしてしまった」という。「高校でちゃんと勉強したかった」と、佐世保市内屈指の進学校に進学し、練習は週4日3時間ほど。「水曜日(22日)まで試験でゴルフを1週間ぐらいしていなかったので、この3日間ひたすら打ってきました。まだ調子が戻らなかった」と話し、決勝大会には「得意のパターを固めていきたい」と、当面の目標のアンダーパー、そして世界につなげる。