梁津萬2勝目 前半一時首位陥落も精神持ち直し栄冠

東建ホームメイトカップ・最終日 16アンダー、18番パットを決めギャラリーに帽子をとってあいさつする梁津萬(撮影・奥田泰也)

<男子ゴルフ:東建ホームメイト杯>◇最終日◇16日◇三重・東建多度CC名古屋(7081ヤード、パー71)◇賞金総額1億3000万円(優勝2600万円)

 梁津萬(38=中国)は後半勝負で15年の日本ツアー選手権以来となるツアー2勝目を飾った。

 前半は1バーディー、2ボギーとスコアを落とす展開。一時は首位から陥落したものの、後半は「精神的な調整をして良い方向に向かった。12番でバーディーを奪って調子が良くなってきた」。さらに14、15番の連続バーディーを奪うなど後半で4バーディーを量産し、今季国内ツアー初戦を制した。

 梁は「最初に2打差はあったが、ここまでうまくできるとは思わなかった。とてもうれしい」と、優勝杯を笑顔で見つめていた。